Recent枠遷移の推測[経緯] 目次

はじめに

 この記事は随時更新対象記事です。
何の注釈もなく更新することがございますが、予めご了承ください。

概要

 この記事では、検証を始めた時期や動機、そしてRecent枠遷移の推測[まとめ] を導くに至った経緯の記事を一覧としてまとめています。

 また、経緯記事内で断りなく用いる用語や、自明であろう推測を『前提知識』の項目にまとめてあります。

 『経緯概要』の項目では、全経緯記事における検証の動機や結論を簡単にまとめてあります。『目次』の記事を全て読み通す程の関心が無い方は、この項目を読めば要点が十分伝わるようにまとめました。

検証開始時期

CHUNITHM PLUS 稼働時から検証開始

調査動機

そこに解明されていないシステムがあったため

前提知識

 以下の表は経緯記事内ので断りなく用いられる用語です。

用語 説明
プレイレート 譜面定数とスコアから算出される値
プレイデータ (スコア、プレイレート、プレイ回数)を組とするデータ
単位は曲
R枠 Recent枠
RC枠 Recent候補枠
30曲分のプレイデータを持ち、プレイレート上位10曲がRecent枠となる


 また、経緯記事内では、次の推測が何の断りなく成り立つものとしています。この推測は、何か1曲プレイしたときにR枠、RC枠が更新されることを仮定します。

[R枠更新の推測]

  1. RC枠に最新のプレイデータが追加される
  2. RC枠から スコアやプレイレートなどの要因 によって、削除対象が選択される
  3. 削除対象となったプレイデータが、RC枠から削除される
  4. RC枠のプレイレート上位10曲が新しいR枠となる

 当ブログで行っている検証の目的は、この「スコアやプレイレートなどの要因」を具象化することです。(この要因がわかれば、R枠の決定方法がわかるため)

経緯概要

 R枠更新の推測にて、スコアやプレイレートなどの要因から削除対象が選択されます。そこで、削除対象の決定方法に関する推測を「削除対象の推測」と表すことにしました。

削除対象の推測 ver.1

 検証開始当初は自身のプレイ履歴を参照し、次のように推測しました。

[削除対象の推測 ver.1]
削除対象の推測 ver.1-1

条件
最新プレイデータのプレイレートがR枠最小プレイレートより大きい
削除対象 RC枠の中で、プレイレートがR枠最小プレイレート未満であるプレイデータの内、最古のプレイデータ

削除対象の推測 ver.1-2

条件
ver.1-1 の条件は満たさないが、最新プレイデータのランクがSSSである
削除対象 最新のプレイデータ

削除対象の推測 ver.1-3

条件
ver.1-1、1-2 の条件を両方満たさない
削除対象 RC枠最古のプレイデータ


削除対象の推測 ver.1-1 を導いた検証について

動機
最新のプレイデータがR枠に追加された際に内部レートが下がることがあるのかという疑問から
結論 最新のプレイデータがR枠に追加されるときは、内部レートは下がらないと推測し、削除対象の推測 ver.1-1 を定義した

削除対象の推測 ver.1-2 を導いた検証について

動機
SSSでプレイし続けている間、RC枠は変化しているのかという疑問から
結論 R枠に追加されないプレイレートで、かつランクがSSSの場合、RC枠に変化はないと推測し、削除対象の推測 ver.1-2 を定義した

削除対象の推測 ver.1-3 を導いた検証について

動機
最新のプレイデータが、R枠に追加されず かつ ランクがSSS未満 となるようにプレイを続けると、内部レートはどのように変動するのかという疑問から
結論 最新のプレイデータが、R枠に追加されず かつ ランクがSSS未満 となるようにプレイすると、RC枠の中で一番古いプレイデータが削除されていると推測した
他の方式が採用されている可能性も見受けられたが、暫定として、削除対象の推測 ver.1-3 を定義した



削除対象の推測 ver.2

 削除対象の推測 ver.1 を立ててから暫くして、読者からご指摘を頂きました。そのご指摘のもと再度検証し、新しく 削除対象の推測 ver.2 を定義しました。(赤文字は更新部分です)

[削除対象の推測 ver.2]
削除対象の推測 ver.2-1

条件
最新プレイデータのプレイレートがR枠最小プレイレートより大きい
削除対象 RC枠の中で、プレイレートが最新プレイデータのプレイレート未満であるプレイデータの内、最古のプレイデータ

削除対象の推測 ver.2-2

条件
ver.2-1 の条件は満たさないが、最新プレイデータのランクがSSSである
削除対象 最新のプレイデータ

削除対象の推測 ver.2-3

条件
ver.2-1、2-2 の条件を両方満たさない
削除対象 RC枠最古のプレイデータ

削除対象の推測 ver.2-1 を導いた検証について

動機
削除対象の推測 ver.1 に対して、読者からご指摘を頂いたため
結論 削除対象の推測 ver.1-1 の比較条件は「R枠最小プレイレート未満」ではなく「最新プレイデータのプレイレート未満」であると推測し、削除対象の推測 ver.2-1 を定義した



削除対象の推測 ver.3

 削除対象の推測 ver.2 を定義した時点で、削除対象の推測 ver.2-2 に対しての反例がいくつか挙げられていました。
 さらに検証を進め、得られた見解をもとに、修正案として 削除対象の推測 ver.3 を定義しました。

[削除対象の推測 ver.3]
削除対象の推測 ver.3-1

条件
最新プレイデータのプレイレートがR枠最小プレイレートより大きい
削除対象 RC枠の中で、プレイレートが最新プレイデータのプレイレート未満であるプレイデータの内、最古のプレイデータ

削除対象の推測 ver.3-2

条件1
ver.3-1 の条件を満たさないが、最新プレイデータのスコアがR枠最小スコア以上である
条件2 ver.3-1 の条件を満たさないが、最新プレイデータのランクがSSSである
削除対象 最新のプレイデータ

削除対象の推測 ver.3-3

条件
ver.3-1、3-2 の条件を両方満たさない
削除対象 RC枠最古のプレイデータ

削除対象の推測 ver.3-2 を導いた検証について

動機
削除対象の推測 ver.2-2 にいくつかの反例が挙げられていたことから
結論 削除対象の推測 ver.2-2 には、比較条件として更に「R枠の最小スコア以上である」ことが含まれていると推測し、削除対象の推測 ver.3-2 を定義した



削除対象の推測 ver.4

 削除対象の推測 ver.3 はある程度精度が良く、ほぼ解明しきったと思っても良いぐらい誤差がなかったのですが、たまに予想と違う結果になることがありました。
 再現手順で検証し削除対象の推測 ver.3 が成り立たないことを確認し、ver.3 の修正案として新たに 削除対象の推測 ver.4 を定義しました。

[削除対象の推測 ver.4]
削除対象の推測 ver.4-1

条件1
最新プレイデータのプレイレートがR枠最小プレイレートより大きい
条件2 最新のプレイデータについて、プレイレートがR枠最小プレイレートに等しく、スコアがR枠最小スコアか1007500点のうち、大きくない方のスコア以下である
削除対象 RC枠の中で、プレイレートが最新プレイデータのプレイレート未満であるプレイデータの内、最古のプレイデータ

削除対象の推測 ver.4-2

条件1
ver.4-1 の条件を満たさないが、最新プレイデータのスコアがR枠最小スコア以上である
条件2 ver.4-1 の条件を満たさないが、最新プレイデータのランクがSSSである
削除対象 最新のプレイデータ

削除対象の推測 ver.4-3

条件
ver.4-1、4-2 の条件を両方満たさない
削除対象 RC枠最古のプレイデータ

削除対象 ver.4-1 を導いた検証について

動機
削除対象の推測 ver.3 に反例が存在したことから
結論 特定の場合において、最新プレイデータのプレイレートとR枠最小プレイレートが一致するときの削除対象が、削除対象の推測 ver.3-1 の削除対象と一致することから、 削除対象の推測 ver.4-1 を定義した



削除対象の推測 ver.5

 削除対象の推測 ver.4-1 の適用条件2を便宜上譜面定数比較にしました。

[削除対象の推測 ver.5]
削除対象の推測 ver.5-1

条件1
最新プレイデータのプレイレートがR枠最小プレイレートより大きい
条件2 最新のプレイデータについて、プレイレートがR枠最小プレイレートに等しく、譜面定数がR枠最小譜面定数より大きい
削除対象 RC枠の中で、プレイレートが最新プレイデータのプレイレート未満であるプレイデータの内、最古のプレイデータ

削除対象の推測 ver.5-2

条件1
ver.5-1 の条件を満たさないが、最新プレイデータのスコアがR枠最小スコア以上である
条件2 ver.5-1 の条件を満たさないが、最新プレイデータのランクがSSSである
削除対象 最新のプレイデータ

削除対象の推測 ver.5-3

条件
ver.5-1、5-2 の条件を両方満たさない
削除対象 RC枠最古のプレイデータ