Recent枠遷移の推測[経緯] その7
おさらい
前々回で削除対象の推測 ver.4 は誤りだと結論付け、前回で一転してやはり正しかったのではという見込みが立ちました。
今回の検証でそれを裏付けようというのが前回までの概略。
検証
方針
丸め無しで仮定した場合、RC枠にプレイレート6.00xxxxのプレイデータが存在するため、プレイレートがそれより大きく、6.01より小さいプレイデータを入れ、表示レートの変動を観察する
検証仮定
- 4.0:[1007500,1010000]で1回
- 0で1回
- 6.0:(975000,975250)で1回。
ただし、丸めなしプレイレートが、RC枠最古のプレイデータのプレイレートより大きいこと - 0で1回
各過程の意図
- RC枠最古のプレイデータを調整するため
- 上記同様
- プレイレートの丸め有無を調べるため
- RC枠内の有効なプレイデータの個数を調べるため
考察
手順3において、丸め無し/有りでそれぞれの仮定で次のように変動します。
・丸め無し仮定 : 変動なし
・丸め有り仮定 : 0.15増える
実際の変動では0.15だけ上昇しており、丸め無しを仮定すれば矛盾し、丸め有りを仮定すれば一致します。
さらに、手順3終了後におけるRC枠最古のプレイデータはそれぞれ、
・丸め無し仮定 : 無効なプレイデータ
・丸め有り仮定 : 有効なプレイデータ
であることが分かっていたため、念のため手順4で0を入れることで、RC枠最古のプレイデータが有効なプレイデータであることを確認しました。
削除対象の推測 ver.4 を仮定して、改めてこれまでの検証過程を舐めてみると、実際の変動と完全一致しました。
現状この推測が一番信頼性が高いので、しばらくはこの推測をもとにフリーでプレイしてみて反例がないかをチェックします。
その前に、削除対象の推測 ver.4 の適用条件に関して便宜上置き換えたい箇所があるので、最後にそれを示します。
削除対象の推測 ver.4-1
適用条件1最新プレイデータのプレイレートがR枠最小プレイレートより大きい 適用条件2 最新のプレイデータについて、プレイレートがR枠最小プレイレートに等しく、スコアがR枠最小スコアか1007500点のうち、大きくない方のスコア以下である 削除対象 RC枠の中で、プレイレートが最新プレイデータのプレイレート未満であるプレイデータの内、最古のプレイデータ
この適用条件2を次のように置き換え、それを 削除対象の推測 ver.5-1 とします、
削除対象の推測 ver.5-1
適用条件1最新プレイデータのプレイレートがR枠最小プレイレートより大きい 適用条件2 最新のプレイデータについて、プレイレートがR枠最小プレイレートに等しく、譜面定数がR枠最小譜面定数より大きい 削除対象 RC枠の中で、プレイレートが最新プレイデータのプレイレート未満であるプレイデータの内、最古のプレイデータ
今後の方針
シミュレータを手元で実装したため、しばらくはある程度フリーでプレイしてみてシミュレータから得られるRC枠の変動と実際の変動を観察していく方針です。
まとめ
削除対象の推測 ver.4 は現状一番信頼性が高い推測である。
削除対象の推測 ver.4-1 の適用条件2をわかりやすくスコアから譜面定数比較に置き換え、それを削除対象の推測 ver.5 とした。
[削除対象の推測 ver.5]
削除対象の推測 ver.5-1
条件1最新プレイデータのプレイレートがR枠最小プレイレートより大きい 条件2 最新のプレイデータについて、プレイレートがR枠最小プレイレートに等しく、譜面定数がR枠最小譜面定数より大きい 削除対象 RC枠の中で、プレイレートが最新プレイデータのプレイレート未満であるプレイデータの内、最古のプレイデータ 削除対象の推測 ver.5-2
条件1ver.5-1 の条件を満たさないが、最新プレイデータのスコアがR枠最小スコア以上である 条件2 ver.5-1 の条件を満たさないが、最新プレイデータのランクがSSSである 削除対象 最新のプレイデータ 削除対象の推測 ver.5-3
条件ver.5-1、5-2 の条件を両方満たさない 削除対象 RC枠最古のプレイデータ